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原状回復はしない!?

原状回復、それは過去に戻ること

キングホーム 川名 和則
通常入居者様が退去されますと、管理会社は「お部屋を原状回復します」という業務が発生します。しかしあるとき部下に投げかけました。
 
「原状回復するなよ?」と
 
部下はキョトンとしていました。ハッとしていたというのが正しいかもしれませんね。
 
“キレイにする、壊れた部分を直す、元に戻す”では、(建設当時の)過去の時点で良しとされていた物件に戻るだけ。「原状回復」を是としてしまうと、タイムマシンで当時に戻ってしまうぞ、と社員に伝えたかったのです。リフォームにあたっては、補修だけではなく、現在の生活に合った必要とされている設備、使い勝手が考えられた間取り、インテリアのテイストなどを適切に検討するべきです。
 
「原状回復」という言葉を何気なく安易に使ってしまう=サービスの本質や考え方を問われてしまうことにつながる。自分も気をつけたい、心掛けたいなという気持ちがあります。
 
キングホーム 酒井 健司
『たしかに、社長から「原状回復はするな」と言われたときは、すぐに意味を理解できませんでした。当たり前のことなのに意識しているとしていないでは雲泥の差の考えですよね。こころに留めている言葉です。とくにリフォームを担当する際、自然と思い出しますし、施工の内容を本当にこれでよいのかなとチェックする場合にも役立つ考え方になりました。(キングホーム 酒井 健司)』
 
リフォームの完成度 = 違和感をできるだけ無くす
 
『オーナー様から、低コストのリフォームを要望されることが多くあります。
壁紙と床だけキレイに取り換えたい、とリクエストされその通りにリフォームすると、違和感が出てしまう。
扉だけが浮いて見える、その部分だけタイムマシンで過去のまま。とくに巾木(はばき)は大切だったりします。意外に目立つ部分で、経年変化や色のトーンが違いが顕著に出てしまうので、キレイにするとぐっと良くなる。大切なパーツです。大がかりなデザイン変更をしないリフォームでは、違和感を無くすこと、それがポイントだ!と自信を持ってご提案できるようになりました。(酒井)』
▶キングホームのリフォーム事例はこちら
内見報告は有益なヒントの宝庫
 
入居希望のお客様の反響や内見の報告は、こと細かにデータを蓄積しています。もちろん時系列で把握して変化もチェックします。「反響があっても内見につながらない」「内見件数がコンスタントにあるのに入居が決定しない」「反響も内見も大きく動きがない」そういった場合に、何が選ばれなかった理由なのか、どうあれば契約につながるのか、探ります。仲介業者さんへのヒアリングも細かいです。ふと口にされた言葉からヒントをいただいたりします。内見の報告は有益なヒントの宝庫です。それを元にリフォームを考え直したり、ちょっとした設備を追加してみたり、色々なケースがあります。オーナー様の物件の価値を分析して見極める、そしてグっと価値を引き上げる策を打つ。オーナー様には市場動向など丁寧にご説明して最適な対応策をご提案しています。結果が出で「やってよかった」と納得してくださるのが嬉しい。
 
そして何より「(空室があっという間に)入居が決定しました!」という報告、とてもキモチのよい言葉です。オーナー様の笑顔が目に浮かびますから。空室の期間を極力ゼロに近づけたい。とてもワクワクしますね。
 
前職マーケティングの考え方が役立つ
KKD(勘・経験・度胸)はもう通用しない
 
若い方には実感のない言葉かもしれませんが、少し前の不動産業界でも業務遂行にあたって、まだまだそのような風潮がありました。今までやってきた通り「勘(かん)」ですとか「経験(けいけん)」で何とかやれる「度胸(どきょう)」で何とかなる、とういう姿勢です。もちろんプロとしての「勘」や「経験」は大切です。但し、それは失敗や成功も含めた実績から裏付けられるべきだと考えています。だからこそキングホームでは、変化する市場動向を「勘」や「経験」だけではなく、「数値」「情報」を用いて確度の高い状態でキャッチして利用しています。
 
15年くらい前までは「(マンションは)つくれば売れる」という節というか迷信のようなものがまだまだありました。現在では状況が全く違います。お部屋を選ぶお客様が強い市場。セグメントされたエリアで築年数も規模も多様な物件が乱立・混在している。お客様のニーズも多様化して複雑な市場を形成しています。
 
見ただけ、感じただけのデータだけでは追いつかないこともありますが、近年それを補完してくれるデータや、心強いツールが手軽に利用できるのは助かります。つまり真摯に賃貸管理業務に向き合っていると、大企業でなくとも、自ずと必要なシステムやソフト導入が懸案事項となる。そして着実に解決してきています。十分な市場動向を知る、また自社物件の分析に役立つ情報を迅速に運用する、中小企業でもそれが可能になる時代です。
創業当時の新築物件が市場に溢れていた時代とは環境が明らかに違う、それは大企業さんも中小企業も同じだと思っています。
 
キングホームは、当たり前のことはきちんとやる。当たり前だと思っていたことが時代の流れと齟齬(そご)があれば精査する。落ち着いて対応策を用意する。その積み重ねです。
 
賃貸管理の世界でも世代交代が進んで、後継者のいない業者さんも少なくありません。その先のオーナー様も、きっと管理会社の不在という事態におかれることもあるかと思います。
 
そんなときもキングホームはみなさんの受け皿となり、少しでもオーナー様のお役に立ちたい。住まいの『継ぎ手(つぎて)』としての役割は、これから先もずっと、みなさんの生活の変化と共にあります。
 
キングホーム 川名和則
 
 
株式会社キングホーム
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